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    【仕事】問題解決の為の思考整理【MECEと具体→抽象→具体】

    2021/02/10
    【仕事】問題解決の為の思考整理【MECEと具体→抽象→具体】

    こんにちは、シンヤです!
    今回は【仕事】問題解決の為の思考整理【MECEと具体→抽象→具体】を解説いたします。


    仮の問題を設定

    あなたはWebサービスのマーケティング担当者です。
    営業から以下のような相談を受けました。

    プロダクトの売り上げがここ数ヶ月2%ずつ落ちてきている。
    このままでは困るので、なんとかして欲しい。

    要望を整理すると、以下のようになります。

    • 問題:売り上げが下がっている
    • 要望:売り上げを上げたい

    上記の問題を解決し、要望を叶える施策を考えていきます。


    問題解決の思考整理

    いくつか方法やフレームワークがありますが、僕は以下の2つをよく使っています。

    • MECE
    • 具体→抽象→具体

    それぞれ詳しく解説いたします。


    MECE

    MECEとは、

    • Mutually
    • Exclusive
    • Collectively
    • Exhaustive

    の頭文字を取ったもので、直訳すると「漏れなく、ダブりなく」という意味です。
    思考の内容を整理し、お互いを干渉させることなく解決策を洗い出す手法です。

    言葉に表しただけでは、うまく伝わりませんね。
    実際に実践してみようと思います。

    「ロジックツリー」を使い課題を深掘りする

    今回の課題は「売り上げを上げる」です。
    そのために必要な要素を「ロジックツリー」を使って、洗い出していきます。

    上記のようなロジックツリーを仮に作りました。
    「売り上げを上げたい」という最終目標から、

    • 新規会員を増やす
    • ⭐️プラン申込の動線を最適化する⭐️
    • プランの値段を上げる

    上記3つを思いついたとします。
    このうち「プラン申込の動線を最適化する」が、最も良い施策だと仮定します。

    次にプラン申込に関しての問題点を洗い出します。

    • プラン選択までたどり着けない
    • プラン選択のボタンが押されない
    • プランの数が多すぎる

    ロジックツリーで表した、赤色の部分です。
    この問題点を解決する方法を、以下のように考えました。

    • プラン選択までたどり着けない
      • 会員登録と同時に、プラン画面へ遷移
    • プラン選択のボタンが押されない
      • プラン遷移と同時に、ボタンを選択状態に
    • プランの数が多すぎる
      • プランの数を減らす

    ロジックツリーで表した、青色の部分です。
    次に「マトリクス図」を使い、洗い出した問題解決方法に優先順位をつけていきます。

    「マトリクス図」を使い優先順位をつける

    「マトリクス図」とは以下のような図のことです。
    別名「4象限」ともいいます。

    誰しも一度は目にしたことがあると思います。
    対極な状態と比較して、問題解決方法の優先順位付けをしていきます。

    以下の2つの要素で分析しました。

    • 即効性:すぐ効果が出るか
    • 実現可能性:すぐ実現できるか

    つまり「即効性が高く」「すぐ実現できるもの」が、最も優先的に取り組んだほうがいい施策と考えました。

    • 会員登録と同時に、プラン画面へ遷移
    • プラン遷移と同時に、ボタンを選択状態に

    マトリクス図に照らし合わせ、上記の2つの施策を優先的に取り組んだ方がいいと仮定しました。


    具体→抽象→具体

    ロジックツリーで表した、赤色の部分です。
    この問題点を解決する方法を、以下のように考えました。

    • プラン選択までたどり着けない
      • 会員登録と同時に、プラン画面へ遷移
    • プラン選択のボタンが押されない
      • プラン遷移と同時に、ボタンを選択状態に
    • プランの数が多すぎる
      • プランの数を減らす

    先ほど上記のように、洗い出した問題点に照らし合わせ、解決方法を考えました。

    どのようにして考えたかというと、これからご紹介いたします「具体→抽象→具体」の思考法を実践しました。
    これから詳しく解説いたします。

    具体→抽象

    こちらを要約すると「問題点から解決方法の仮説を洗い出す」ということになります。

    赤線の枠内で行っている作業ですね。
    前述のMECEのフレームワークに照らし合わせると、以下のように説明できます。

    • 具体
      • 売り上げを上げたい
    • 抽象
      • 新規会員を増やす
      • プラン申込の動線を最適化
      • プランの値段を上げる

    この工程でやりたいことは「課題に照らし合わせた問題解決方法の洗い出し」です。
    目的に照らし合わせて、思いついた解決案を考えていきます。

    抽象→具体

    こちらを要約すると「洗い出した仮説から問題解決案を導き出す」ということになります。

    赤線の枠内で行っている作業ですね。
    前述のMECEのフレームワークに照らし合わせると、以下のように説明できます。

    • 抽象
      • プラン申込の動線を最適化
    • 具体
      • 会員登録と同時にプラン画面へ遷移
      • プラン遷移と同時にボタンを選択状態に
      • プランの数を減らす

    この固定でやりたいことは「具体的な問題解決方法の実行案を決定する」です。
    実行案を決めたら、前述の「マトリクス図」に照らし合わせて優先順位を決めていきます。


    問題を解決できるUIを作る

    私の仕事は「デザイナー」なので、問題を解決できるUI(ユーザーインターフェース)を考えます。
    解決案は以下2つと定義しました。

    • プラン選択までたどり着けない
      • 会員登録と同時にプラン画面へ遷移
    • プラン選択のボタンが押されない
      • プラン遷移と同時にボタンを選択状態に

    導き出した解決案を元に、UIを作り込んでいきます。

    導き出した問題解決方法に基づいたUI

    Before
    会員登録とプラン選択画面が、上記だったとします。
    After
    最も選ばれているプランを上に配置し、デフォルトで選択状態にする。

    会員登録と同時に「プラン申込」へ遷移。
    最も選ばれているプランをデフォルトで選択状態にし、さらに最も選ばれているプランを目立たせ、注目度を高めています。


    要件を定義した後に技術者にタスクが割り振られる

    上記のような「問題を洗い出し整理する工程」を、IT業界では・・・

    要件定義

    といいます。
    要件を具体的に定義した後、エンジニアやデザイナーなどの技術者に、タスクが割り振られます。

    要件定義ができる人材がいないと仕事が進まないため、一般的に「上流工程」と言われています。
    問題の本質を見極め、要件を整理する能力が求められます。

    要件定義の力は、筋トレと同じで「場数を踏むだけ伸びる」と思います。
    実戦経験値を積めば積むほど、本質を見極め問題点を整理する力は向上します。


    まとめ

    • 問題解決にはフレームワークがある
    • 「MECE」と「具体→抽象→具体」の2つ
    • 上記2つは「要件定義」におけるフレームワークの一つ
    • 技術者にタスクを振り分ける前は、要件定義をする必要がある
    • 基本的に上記2つのフレームワークに照らし合わせ、要件を定義した後技術者にタスクを振り分ける

    今回は以上になります。

    • 【仕事】問題解決の為の思考整理【MECEと具体→抽象→具体】