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    江戸時代はなぜ「米経済」だったか考える【答え:富の再分配の最適化】

    2021/06/24
    江戸時代はなぜ「米経済」だったか考える【答え:富の再分配の最適化】

    こんにちは、シンヤです!
    今回は江戸時代はなぜ「米経済」だったか考える【答え:富の再分配の最適化】というテーマでお話しいたします。


    「富の再分配」を適切に行うため

    冒頭から答えを言いますが、上記だと思います。
    これが江戸時代の「米社会」の最も良い点だと思います。


    そもそもお米はずっと保存できない

    お米というのは、保存期間が比較的長いと思います。
    ですが、永久に保存できるわけではありません。

    ここが「お金」と違うところです。
    お金というのは、良くも悪くも「永久保存ができてしまう」のです。

    これは社会的に考えると「富の再分配が行われていない」とも捉えることができます。
    つまり、経済活動が停滞している状態ということです。

    一方米であれば、保存は無限にはできません。
    ということは「富の再分配が行いやすい」ということであります。

    納品されたらすぐ使うので「溜める」ということができない

    江戸時代のお米は、現代のように「税金」のような使われ方もされていました。
    よく「年貢の納め時」と言いますね。

    「年貢」とはつまり「年貢米」のことです。
    つまり、その年に納めなければいけないお米ということです。

    これが昔のお米の使われ方の一つだったのです。
    食べるだけでなく「お金と同じ役割」も果たしていたんですね。


    とはいえ、貨幣経済もあった

    しかし全ての人たちが、お米で税金を納めていたわけではありません。
    一部では、きちんとした「貨幣経済」も存在していました。

    今では考えられないかもしれません。
    昔は日本は「お米」「お金」両方をうまく使い分けて、経済のやりくりをしていたのです。

    特に「商人」とかは、今と同じような貨幣で経済をやりくりしていました。
    「農民が9割」ぐらいいた日本だからこそ、できる施策だったと思います。

    その後、江戸幕府が解体され、明治維新が起こりました。
    農民は会社勤めを行い、一気に経済が近代化していきました。

    それと同時に、お米の経済も廃れていくことになります。
    必然的に「貨幣」のみの経済施策が行われていくこととなりました。


    共産主義を使わずに富の再分配を行なった

    これが「米経済」の凄いところだと思います。
    そもそも皆さんは「共産主義」という思想をご存知だと思います。

    しかし、より深掘りした共産主義の思想を知っている人は、少ないのではないでしょうか?
    私も勉強するまでは、知りませんでした。

    「共産主義」と聞くと、なんだか怖いイメージが付き纏います。
    しかし成り立ちは、結構理想郷を作る思考と近かったのです。

    共産主義は適切に富の再分配を行うために生まれた考え方

    要約すると上記となります。
    そもそも共産主義の思想は「富の再分配を適切に行うこと」です。

    資本主義の世界では、一部のお金を持っている人だけが利権を得ます。
    その極端にお金が溜まっているのを無くそうとする考え方だったのです。

    共産主義のざっくりとした流れは以下になります。

    1. 国家が経済を管理
    2. 全国民に同じ金額だけの給料を振り込む

    になります。
    要するに「平等に財産を分け与えようという思想」から始まりました。

    提唱したのは「マルクス」という経済学者です。
    これだけ聞くと、結構理想的な考え方だと思います。

    しかし、共産主義は以下のような問題も発生しました。

    • *国家が富を管理するので、国の偉い人たちが暴走しやすかった
    • どれだけ働いても給料が同じなので、怠ける人が激増した

    過去の「ソビエト連邦」のような、共産主義の思想が通用しない理由は上記だったからです。
    結局「理想論」だけで終わり、実際うまく機能しませんでした。

    お米の経済は「富の再分配」を適切に行うことができた

    あくまで個人的感想ですが、上記を思っています。
    そもそも「永久に保存しておくことができない」ので、お米は消費しないといけません。

    これはつまり「富の再分配が行いやすい」という事です。
    私はそう認識しました。

    富の再分配を最適に行えると、経済の流通が適切に行われます。
    そういう意味で、米経済というのは都合が良かったのだろうと、私は考えています。


    まとめ

    • 江戸時代は、貨幣経済の他に「お米をお金の代わりにする経済」もあった
    • 理由は「富の再分配を適切に行うため」だと考えている
    • お米は永久に保存はできないので、いつかは消費をする
    • つまり「価値の保存ができない」という事
    • これが富の再分配を、適切に行えた理由
    • 共産主義を使わずに、富を均一に分配できたのは本当にすごい事

    今回は以上になります。
    次回の記事配信まで、お待ちくださいませ😊

    • 江戸時代はなぜ「米経済」だったか考える【答え:富の再分配の最適化】