【暗号通貨】仮想通貨取引所で働いてた僕がビットコインを買わない理由

こんにちは、シンヤです!
先日、以下のツイートをしました。
最近ビットコインや仮想通貨の値上がりがすごいらしいですね
— シンヤ@ITブログ執筆🌟 (@shinyasato_ss) October 27, 2020
結論からいうと、僕は昔仮想通貨の会社で働いていましたが、絶対にビットコインは買いません
その他の仮想通貨も同様です
本来想定されていた意図と違う使い方をされてるんですよね
ちょっとブログで解説してみます
最近ビットコインや仮想通貨の値上がりがすごいらしいですね
結論からいうと、僕は昔仮想通貨の会社で働いていましたが、絶対にビットコインは買いません
その他の仮想通貨も同様です
本来想定されていた意図と違う使い方をされてるんですよね
ちょっとブログで解説してみます
こちらのツイートについて、深掘りして解説していこうと思います。
僕はビットコインは昔から絶対に買わない
ツイートにもある通り、僕は昔仮想通貨取引所で働いていました。
働いていた取引所の名前は、Twitterのプロフィールに書いてあります。
気になる方はTwitterを見てください😅
2017年~2018年の間、仮想通貨取引所で働いていました。
結論からいうと、当時からビットコインは絶対に買わないと決めています。
理由は主に以下の通り。
- 投機対象としてしか見られていない
- 値幅制限がない
- 原則返金ができない
- 通貨としては「海外送金」ぐらいしか使えない
- 「世界の基軸通貨」になりそうにないから
- ブロックチェーンの技術自体に興味があった
になります。
以下に詳しく解説いたします。
1. 投機対象としてしか見られていない
「投機」という言葉はご存知かと思います。
要約すると、すごい短期間の利幅制限を狙って、お金を儲けようとする行為のことです。
「デイトレード」とかそうですね。
短期間のうちに価格が変動したら、すぐ買ったり売ったりする行為のことです。
僕個人的には、ビットコインを含めた仮想通貨を投機対象としては見ていません。
どちらかというと、日本円の代わりに使えそうかもという特性に惹かれていました。
けど、いつまで経っても通貨の代わりとして使われそうもないので、もう仮想通貨には興味すら失せてしまいました😅
2. 値幅制限がない
「値幅制限」とは文字通り、価格の乱高下の幅ということです。
値幅制限を設けることで、一日に価格が急激に変動することを防いでいます。
ビットコインを含めた仮想通貨の場合、この「値幅制限」がありません。
仕組み的にあるわけないんですけどね。
なぜなら、仮想通貨は誰にも管理されていない電子通貨だからです。
誰にも管理されていないから、誰も値幅制限を設けることができないのです。
管理されてないからこそ、自由で柔軟性が高い使い方ができるのが「仮想通貨の魅力」なんですけどね😊
ただ「投機対象として見た場合」は、値幅制限がないのは大きなリスクとなります。
一日で急にお金持ちになったり、全財産溶かしちゃうということもあり得ますからね😱
3. 原則返金ができない
あまり知らせてはいませんが、ビットコインは通貨なので決済にも使えます。
つまり、日本円で取引するのと同じように、ものと交換することができるのです。
物の売買や通貨の送金のようなお金のやり取り、つまり「取引」のことを、ビットコインでは「トランザクション(Transaction)」といいます。
ビットコインは「ブロックチェーン」の技術を利用して作られています。
このブロックチェーンは、原則トランザクションの改変ができません。
つまりクレジットカードなどと違い、間違って決済をしてしまった場合、取り消すことができません😱
記録を変更することができないということは、原則返金することもできないということです。
ビットコイン決済をする際は、少し慎重になっちゃいますね😅
4. 通貨としては「海外送金」ぐらいしか使えない
日本円の信用がかなり高いからか、日本人は日本円で決済することに慣れています。
クレジットカードやPayPayなど、現金以外の決済方法もたくさんあります。
しかし海外の場合・・・
- 自国の通貨の信用が低い
- 銀行口座を持てない
- クレジットカードが作れない
などの理由で、外国紙幣での支払いや電子決済での取引も盛んに行われています。
ビットコインでの支払いも、選択肢としてありという風潮があります。
日本の場合、良くも悪くも日本円の信用が高く、ほぼ全ての人がクレジットカードを持てます。
外国紙幣での支払いや、電子決済での取引に馴染みが薄く、ビットコインでの支払いもなかなか浸透しません。
日本でビットコインを通貨として使いたい場合、「海外送金」ぐらいしか使い道がありません。
日本円で海外送金するなら高い手数料が取られますが、ビットコインで海外送金をするなら手数料が非常に安くなるからです。
ビットコインなら200~300円ぐらいで、海外送金できるそうです。
日本円で海外送金すると、5,000円ぐらいの手数料を取られるそうです😱
5. 「世界の基軸通貨」になりそうにないから
- 誰にも管理されない
- 取引の記録が原則改竄されない
- いつでも取引の記録が見れる
- 安く海外送金ができる
- 決済手数料が安い(約1%)
ビットコインには既存の通貨のデメリットを解消する、上記のような素晴らしいメリットがあります。
現金とか記録が電子として残らないし、クレジットカードの決済手数料とか高すぎですからね(約3.5~5.5%)😅
ただし上記のメリットも、ビットコインが世界の基軸通貨にならないと意味がありません。
日常で決済手段として使われないと「通貨」になりません。
自国の通貨と比べられたら、ビットコインの価格が高騰したら決済手数料も値上がりします。
前述のように、仮想通貨は投機目的の資産と見られています。
いつまで経っても僕が望んでいる「世界の基軸通貨として」使われる未来は訪れそうにありません。
ので僕は、今はビットコイン自体に興味がありません😅
6. ブロックチェーンの技術自体に興味があった
- 誰にも管理されない
- 記録が原則改竄されない
- いつでも記録の詳細が見れる
ブロックチェーンは仮想通貨だけに使える技術ではありません。
仮想通貨はあくまでブロックチェーンの技術を利用した一つの事例です。
例えば、以下の分野にも応用ができそうです。
- 著作権管理
- 個人情報管理
- 中古品売買の不正防止
- 犯罪歴の記録
- 年齢認証
- 法律の管理
- 個人間取引証明書の発行
- ゲームの記録管理
などなど、要は・・・
不正に改竄されたら困る情報を管理する
上記に当てはまるものなら、どんなものでもブロックチェーンの技術を応用できそうです。
僕自身はブロックチェーンの技術自体に興味があって、仮想通貨には興味がないのです。
だから僕は、仮想通貨を買いません😅
ビットコインが「世界の基軸通貨」になる世界が早く訪れてほしい
もともと、人は「狩猟民族」でした。
拠点を転々としつつ、山で獲物を採り、海で魚を釣って、野山で水を汲んで生活していました。
それが「農耕」というものを覚えます。
田畑を耕し、動物を育て、食べ物を収穫するという文化を築きました。
そしてその中から、
- あの人の魚も食べたい
- あの人の果物も食べたい
と思う人たちが出てきました。
そして、それぞれ持っている食べ物を交換し合いました。
これが「物々交換」の始まりです。
ですが「もの同士の交換」は大変なので、別の方法で交換する方法を発明しました。
これが「お金」です。
つまりお金は「信用の物々交換をするために生まれた」ものです。
国にも誰にも管理されないビットコインなら、「世界の基軸通貨」になる可能性を秘めています。
僕はビットコインが世界の基軸通貨になって、信用の取引が世界中で同じ基準でできる世界が来て欲しいのです。
ではでは、またね〜🤗
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