WebデザインとUIデザインの違いについて、まとめてみました【固定的か流動的かの違い】

こんにちは、シンヤです!
今回は、WebデザインとUIデザインの違いについて、まとめてみました【固定的か流動的かの違い】というテーマで、お話しいたします。
WebデザインとUIデザインは全然違います
本当に全然違うのですが、あまり詳しく書いた記事がなさそうなので、自分で作ってみました😅
両方を混同するのは、仕事相手に誤解と混乱を与えてしまうので、避けた方がいいです。
具体的な違いは、
- Web:サイト
- UI:アプリ
になります(厳密にはちょっと違いますが、分かりやすそうなので😅)。
以下に詳しく解説いたします。
「サイト」と「アプリ」の違いについて
この違いが、WebデザインとUIデザインの違いを決定づけています。
それは、
- サイト:静的なもの
- アプリ:動的なもの
です。
これは言い換えると、
- サイト:固定的
- 基本的に見た目は変わらない
- アプリ:流動的
- 見た目がユーザーの状態によって流動的に変わる
の違いということです。
この違いはものすごく大きいです。
なぜなら、
Webデザイン
- 管理するページは10~20
- ユーザーの状態は考えなくていい
- 技術習得は比較的容易
UIデザイン
- 管理するページは100~1000ぐらい
- ユーザーの状態を考える必要がある
- 技術習得が難しい
Webデザイナーと比較して、UIデザイナーの難易度はものすごく高いので、数自体も少ないです😅
UIデザインはUXとセットでなんぼ
UIデザインというのは、UX(ユーザーエクスペリエンス:体験)とセットで考えて、なんぼです。
UIというのは、
- ログイン前とログイン後の画面
- n時間経ったら画面を出す
- n回訪れたユーザーに文章を表示する
- ログイン後かつn回訪れたユーザーに、通知を送る
みたいな、考慮しなければいけない流動的な要素が、いくつも絡みながらデザインを作っていきます。
なので、「ユーザーが今どのような状態なのか?」を考えつつ、
エンジニアと実装要件を固めながら、デザインを作っていかないといけません。
これは言うなれば、「チーム戦」です。
つまりUIデザインとは、
チームデザイン × 体験設計
と言えます。
WebデザイナーがUIデザイナーを名乗らない方がいい
理由は、上記で説明した通りです。
流動的な画面のデザインをしたことがないから
です。
やっている仕事の内容が、全然違います😅
ポートフォリオを見たら分かりますけど、明確な違いがあるというのは、理解していただきたいです😊
Webデザインはオワコン
非常に酷な事実ですが、今や作って終わりの「Webデザイン」に価値はありません。
理由は、主に以下の通りです。
- Webでもアプリ作りができる
- 人は本質的なものにお金を払う時代になった
- Webサイトで集客ができない時代になった
理由を具体的に解説いたします。
Webでもアプリ作りができる
今やWebでもアプリと同じことができます。
専門的にいうと、「Webアプリ」といいます(冒頭でWeb = サイトとは少し違うと言ったのは、これが理由です😅)
実はこのブログも、何気にWebアプリで作られています😊
アプリは先ほども申し上げた通り、画面が流動的に変わるので、要求レベルが桁違いに上がります。
さらにユーザーも、Webアプリに慣れ親しんでいるので、
アプリみたいなサイト作りたいんだよね
と提案してきます。
WordPressやホームページビルダーでは、Webアプリ作りは無理なので、対応することができません。
Webアプリ作りに対応している制作会社もありますが、
- UIデザイナー
- Webアプリエンジニア
- マーケター
の主に3つが組んでチームを作らないといけないので、数は少ないです。
人は本質的なものにお金を払う時代になった
今は物が溢れている時代なので、Webサイト自体も無数にあります。
そのような時代では、人はWebサイトそのものではなく、
Webサイトを使って、何をしてくれるのか
というような、本質的なことに対して、お金を払う時代になりました。
一昔前みたいな、小綺麗なWebサイトを作ってくれたら、感謝してお金を払ってくれる💰
みたいな時代は、とうの昔に終わりを告げています😅
Webサイトで集客ができない時代になった
- 情報発信:SNS
- ECを作る:AmazonやBASEを使う
- ものを売る:メルカリを使う
あらゆるWebサービスを使えば、Webサイトがなくても情報発信や商売ができる時代になりました。
そのような時代には、Webサイトの頼みの綱であった「本質的な価値提供」自体もできなくなりました。
既にあるWebサービスを使えば、そもそも「Webサイト要らなくない?」って思うので😅
SEOのアルゴリズムも頻繁に代わり、若年層はSNSに移り、運用型広告で集客ができる。
そのような時代に、なぜWebサイトにお金を払わないといけないのでしょうか?
お客様は、バカではありません。
既にWebサイトでは集客ができないと、気づいています😊
アプリ作りができるデザイナーは超貴重
なぜ超貴重かというと、
- 開発コストが物凄い高い
- 経験自体が貴重
- 一人じゃできない
- 学習コストが高い
- 鳥の眼が養われる
- ステータス毎に違う画面を、網羅的に整理しないといけない
- 調整力が養われる
- とにかく関係部署が多い。リーダーに近いポジション
- 多面的に仕事をしないといけない
- 割とITコンサルタントに近い
なのではないかな?
と個人的に分析しています😊
WebからUIは転職しやすい
- Webデザイナー
- 本質的には今の時代必要ではないので、需要が低い
- UIデザイナー
- 体験にお金を払う時代なので、需要は高い
という感じで、UIデザイナーの方が需要は高いです。
これは、揺るぎない事実だと思います。
ですが安心してください。
僕は「Webデザイナー = オワコンm9(^Д^)」みたいな、突き放して嘲笑うようなことは、絶対しないので😊
そんなことしたら、この記事を書いた意味がないですからね😅
僕はこれは「需要がある業種へ転職するチャンス」だとも、思っています。
シンプルに市場原理で、需要がない業種は淘汰されます。
これは、歴史が証明しています。
ですがデザイン自体の需要が減っているわけでは、ないんですよね😊
だって需要が減ってたら、「デザイン経営宣言」なんて、しないじゃないですか😀
単純に、「Webデザインの需要が減り、UIデザインの需要が増える」だけなんですよね〜
なら、WebデザイナーからUIデザイナーへの転職は、結構楽勝なんじゃないかと思っています😊
基本業務の「設計」が大切なのは、どちらも同じですからね。
やっていることがちょっと違うだけで、本質的な「設計する仕事」というのは、変わっていません😆
同じ「設計する仕事」なら、そりゃ需要が高い方に乗り移った方が、お得ですよね。
少なくとも、僕はそう思います😊
最後に
全然UIの話から変わっちゃうんですけど、明日は「ゲーミフィケーション」の記事を書こうと思っているので、
これからDaiGoさんの動画を見て、ゲーミフィケーションをみっちり勉強します🤗
ちなみに会員限定動画なので、見るためには540円払って会員にならないといけません😁
ではでは、またね〜😆
- WebデザインとUIデザインの違いについて、まとめてみました【固定的か流動的かの違い】